胃がんの名医


大阪大学医学部付属病院〒565-0871

大阪府吹田市山田丘2番15号

TEL. 06-6879-5111(代表)

大橋秀一

��内視鏡外科教授)

積極的な内視鏡手術の推進者。

自ら考案した腹腔鏡胃内手術で有名

 

市立堺病院〒590-0064 大阪府堺市堺区南安井町1丁1番1号

電話:072-221-1700

古河 洋

��副院長)

スキルス胃ガンに対して、

術前化学療法と拡大手術で成功例多い
 

和歌山県立医科大学付属病院〒641-8510 和歌山市紀三井寺811番地1

電話073-447-2300

永井祐吾

��内視鏡部助教授)

内視鏡による早期発見で根治性と

��OLを損なわない治療をすすめる



大分医科大学医学部付属病院〒879-5593

大分県大分郡挾間町医大ケ丘1-1

電話097-549-4411

北野正剛

��第1外科教授)

難度の高い噴門部の胃ガンも、

高度な消化管再建術でクリアする


鹿児島大学医学部付属病院〒890-8520 鹿児島県鹿児島市桜ヶ丘8丁目35番1号

電話 099-275-5111

愛甲 孝

��第1外科教授)

患者の個別事情を配慮し、

オーダーメード治療と術後ケアを推進


癌研有明病院〒135-8550

東京都江東区有明3-10-6

電話 03-3520-0111

中島聰總(副院長)1万2千例の胃ガンデータベースで治療法を選択。

化学治療も併用

丸山雅一(内科部長)原則としてガンを告知し、

患者が現状を受け入れてから治療に当たる


慶應義塾大学病院〒160-8582

東京都新宿区信濃町35番地

Tel. 03-3353-1211(代表)

北島正樹

��外科教授)

国内初の遠隔内視鏡手術ロボット導入で

究極の低侵襲手術を実現


国立がんセンター中央病院〒104-0045

東京都中央区築地5-1-1

電話03-3542-2511

丸山圭一

��胃科医長)

胃全摘出、周辺臓器合併切除など、

高難度の技術は世界的水準にある


順天堂大学医学部付属病院東京都文京区本郷3-1-3

電話03-3813-3111

鶴丸昌彦

��第1外科教授)

ガンのステージごとに適切な治療、

切除術経験豊富で成績優秀


東京慈恵会医科大学付属病院〒105-8471

東京都港区西新橋3-19-18

電話03-3433-1111

青木照明(一般消化器外科部長)拡大手術を避け極力胃を残し、

術後の障害を最小限に止める医療

吉田和彦(第1外科助教授)症例数は国内トップクラス。

身体負担の少ない治療方法を選択


東邦大学医療センター大森病院〒143-8541

東京都大田区

大森西6-11-1

電話03-3762-4151

寺元龍生

��第1外科教授)

体にやさしい低侵襲ガン治療を積極的に推進。

自律神経を温存


埼玉医科大学総合医療センター〒350-8550

埼玉県川越市鴨田辻道町1981

電話049ー228-3400

下村一之

��外科外来医長)

腹腔鏡下手術で術後の痛み少なく治療期間を短縮、

技術力は抜群


埼玉県立がんセンター〒362-0806 埼玉県北足立郡伊奈町小室818番地

電話048-722-1111

多田正弘

��消化器内科副部長)

つねに最新の治療法に立脚、

内視鏡診断、治療と化学療法で好結果


東京歯科大学市川総合病院〒272-8513

千葉県市川市菅野5-11-13

電話047-322-0151

吉野肇一

��外科部長)

早期胃ガンやポリープなどの内視鏡的切除により

��OLの維持目指す


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スキルス性胃がんの自覚症状

胸やけ
消化不良
食欲不振
胃の痛み
 (食前に痛む。食後に痛まなくなる。)
食後、胃が硬い感じがする
みぞおちが重い
以前よりも食事の量が減った

末期的症状
吐血
タール便(道路を舗装する時に使うコールタールのように黒い便のことです)
吐き気、嘔吐

食事をしている時、胃がパンパンに腫れていて、ゲップをだそうとしても胃の入り口が詰まって、ゲップもでない。

胃が破裂するような感じ。ゲップがでないので、胃が上下運動をしてゲップをだそうとするが出ないという大変苦しい状態。

奥歯が痛む。狭心症のように胸が重苦しく感じる。 


胃潰瘍と市販薬

<strong>胃潰瘍</strong>の治療方法で薬物療法があります。

薬物療法で使用されているH2ブロッカー、すなわちヒスタミンH2受容体拮抗薬は、市販薬として入手することが可能です。

病院に行く必要はないのではないかと思う場合があるかもしれませんが、医師が処方する薬と、市販されている薬では、主成分を含んでいる量やもたらされる効果に差異があるからです。

<strong>胃潰瘍</strong>の治療をする場合は、医師が処方する薬を、定められた期間に渡り、定められた量を服用することが大切です。

胃潰瘍の症状があり、病院を訪れた結果、胃潰瘍と診断された場合は、自己判断で市販されているH2ブロッカーやそれ以外の胃薬などを勝手に使用するのは絶対にしてはいけないことなのです。

胃に作用する薬以外にも、注意しなくてはいけない市販薬として、風邪薬が該当するのですが、市販の風邪薬にはNSAID(非ステロイド性抗炎症薬)など胃潰瘍の引き金になるような成分が含まれている場合があります。

胃潰瘍の場合よかれと思って採用した薬が思わぬ悪影響を及ぼすことがあります。


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胃がんの名医・病院

慶応義塾大学病院
北島政樹医師

国内で最初の「遠隔内視鏡手術ロボット」の導入で究極の低侵襲手術を実現した、世界的に有名な胃がんの名医です。福岡ダイエーホークスの王監督の胃がん手術の執刀を担当したことでも有名です。


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癌研究会有明病院
福永哲医師

全国的に有名な胃がんの名医で、国内で最も古くから「がん」という病を研究し続けています。また腹腔鏡手術のスペシャリストと言われています。


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亀田総合病院
加納宣康医師

日本を代表する消化器外科医師の一人で、開腹手術は約1000症例以上、内視鏡下術でも約800症例以上で、中でも内視鏡下術式においては世界的な権威と言われています。手術技術はその神業的と言われ、多くの医師も訪れるそうです。


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国立がんセンター中央病院
笹子三津留医師

後藤田卓志医師
笹子医師、後藤田医師ともに全国屈指の実績を誇り、胃がんに関する最高峰の外科医と言われています。


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虎ノ門病院
宇田川晴司医師

常に理性的に正しい判断を追求し、患者さんにも優しいと評価は極めて高い医師です。また虎の門病院も「食道がん」「胃がん」において定評のある病院とされています。


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藤田保健衛生大学病院
宇山一朗医師

がん手術の名医として知られ、中でも腹腔鏡手術を得意としています。早期胃がんはもちろん、進行胃がんでも術前抗がん剤療法と拡大手術を併用させ、手術後のQOLを考慮した治療方法の工夫などに取組み良好な成績を得ています。


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愛知県がんセンター
山村義孝医師

日本胃癌学会の会長でもあり、胃がん手術において約2,500例を超える経験豊富な医師です。また、化学療法にも経験豊富で、ステージの高い進行がんの患者に対しても希望を与えてくれる名医として知られています。


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国立病院機構大阪医療センター
辻仲利政医師

手術の名手と言われ、辻仲医師の率いる外科チームの実力は高く評価されています。また国立病院機構大阪医療センターも胃がんの年間入院患者数は約500名にも及び、行われる術数も豊富です。


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大阪医科大学付属病院
谷川允彦医師

全国的に有名な開腹手術の名医で、胃がんにおける開腹手術は約2000症例を超しています。また内視鏡的手術においても、約350症例に及ぶ経験豊富な医師です。


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市立堺病院
古河洋医師

手をつけられないスキルス胃がんに対しても、卓越した手術で5年生存率約45%と、他の医師では見られないような驚異的な実績を誇っています。手術成功例約3,500例以上と言う胃がん治療のスペシャリストと言われています。



           

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胃がんの遺伝の可能性

胃がんの遺伝性はスキルス性胃がんにおいて指摘されています。

スキルス性胃がんとは、筋層から外側にかけてできてしまうもので、リンパ液や血液からほかのリンパ節、臓器への転移が進行しやすい進行がんと言われています。

胃がんの遺伝性とは、スキルス性胃がんにかかりやすい家系であるということです。

胃がんに関係する遺伝子はいくつかありますが、そのなかでもCDH1遺伝子の働きに、スキルス性胃がんとの関係性が指摘されています。

本来たんぱく質を作り出すはずのCDH1遺伝子が、胃の内部で突然変異をしてがん細胞化してしまうことにより、胃の中に広がってしまうのです。

そしてこのCDH1遺伝子の突然変異をする性質が、胃がんが遺伝と言われる原因ではないかと考えられています。

遺伝子以外にも、食生活の面から胃がんになりやすい家族、家系はあります。
胃がんの原因である喫煙、熱い食べ物、辛い食べ物を多く摂る生活を送っている場合です。

家族全員が胃がんの原因とも言われるこのような食生活、習慣も何年も続けていれば、胃がんになる可能性は蓄積され続け、胃がんが発症してしまうことになります。

胃がんを招く原因は、遺伝的なものと、食生活や習慣にあると考えられています。

家族や親戚にスキルス性胃がんにかかったことがある方がいる場合には、人間ドックや健康診断などで定期的に自分の身体の調子を確認するとよいでしょう。




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胃の病気:急性胃炎

急性胃炎は、様々な原因で、胃の粘膜に炎症をおこす病気で、急激に発症します。

浮腫、出血、潰瘍を起こしていることもあります。

潰瘍は粘膜の欠損が下の層に進んで、陥没した状態です。

みぞおちのあたりの急激な痛みなどがあり、検査の結果、胃の粘膜に異常が認められ、急性胃炎、急性潰瘍をともなうものを急性胃粘膜病変といいます。

内視鏡検査が普及し、粘膜の様子を詳しく観察できるようになりました。ストレスとAGMLには関係があるとされています。

症状

心窩部痛、胃部膨満感、むかつき、嘔吐、吐血、下血


原因
原因として、アルコールの飲みすぎ、医薬品、化学的毒物、放射線、細菌、食中毒、ピロリ菌などがあります。インフルエンザなどの感染症、急性化膿性胃炎、アレルギー性胃炎、ストレスなども原因となります。

ストレスが胃の粘膜を荒らす原因のひとつは次のように考えられています。

ストレス刺激が脳に伝わると、脳から胃酸の分泌を促す信号が送られ、胃の運動を盛んにします。さらに、胃粘膜の血流が減少します。正常な状態では、粘液などが粘膜を保護する力を持っています。しかし、このような状態では、粘膜保護作用が減少し、粘膜が荒れてしまうと考えられています。


検査
内視鏡検査胃粘膜の状態を観察します。不整形、地図状のびらんや潰瘍が見られる特徴があります。

薬物療法
むかつき、嘔吐がひどければ、食事を取らず点滴による栄養補給を行います。また、胃酸分泌を抑える薬、胃粘膜を修復する薬などで治療をします。出血がある場合は止血剤を用います。状態や治療によりますが、比較的早期に治ります。




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胃の病気:胃潰瘍

潰瘍は胃の粘膜の下にある筋層まで傷つく状態です。胃潰瘍には、急性胃潰瘍と慢性胃潰瘍があります。急性胃潰瘍は、浅い不整形の潰瘍やびらんが多発し、慢性胃潰瘍は、円形で単発する傾向があります。ほとんどは早期に治りますが、再発を繰り返すこともあります。40~50歳代に多く発症します。

<症状>
食後少し時間が経過すると心窩部痛、背中の痛みが起こり、軽食をとると軽快する傾向にあります。このような症状は、潰瘍の活動期に起こり、治癒期には無症状です。潰瘍の増悪期には、食後や空腹時を問わず痛むことがあります。高齢者では胃潰瘍の出血が、心筋梗塞や狭心症の引き金になることもあります。

<原因>
胃酸の消化作用によって、自分の粘膜が攻撃されるために起こります。胃粘膜を守る働き(表面上皮と粘液)と胃粘膜を攻撃する力(胃液中の胃酸やペプシン)のバランスがくずれ、攻撃側が優位になった状態によるものです。
また、胃潰瘍の70~90%でヘリコバクター・ピロリ菌が発見されています。

<検査>
X線造影検査
潰瘍の輪郭、潰瘍のまわりの粘膜・胃壁の様子を観察します。

内視鏡検査
潰瘍の状態を観察し、病気がどのレベルまで進んでいるか観察します。

<治療>
生活習慣の改善過労やストレスを避けます。出血や胃痛など症状のひどいときは、禁酒、禁煙また、胃酸の分泌を促進する食べ物(焼肉、コーヒー、濃い紅茶や緑茶、アルコール、強い香辛料)をひかえるようにします。脂肪性の食品や繊維の多い食べ物は、消化に負担がかかるので、避けるほうが賢明でしょう。同時に食事時間が不規則にならないように注意します。

薬物療法
胃酸の分泌を抑え、胃の粘膜を修復する薬剤により治療します。
ヘリコバクター・ピロリ菌に感染し、再発を繰り返している場合には、胃酸分泌を抑制する薬と2種類の抗生物質を使用した「ヘリコバクター・ピロリ菌の除菌療法」が行われています。完治した後も再発を防ぐため、胃酸の分泌を抑制する薬や胃粘膜を修復する薬を継続してのみます。

手術
出血性の潰瘍の場合は、内視鏡的止血法が多く行われるようになっています。そのため、従来の外科的治療は激減しています。




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